電車の中で、女子中学生が分厚い本を抱きかかえてた。題名は「ロードロス」
学生①「あっ、それ知ってる。ダレン・シャン書いた人やろ？」
学生②「そうやねん。ダレン・シャン好きやったし、その作者の本ならおもしろかなって思って」
学生①「おもしろい？」
学生②「まだ途中やけど、おもしろいで」
そばで聞き耳を立ててた私も心の中で、「うんうんダレン・シャン面白かったよね」とうなづいていた。
さて、ダレンシャンとはどんな話かというと吸血鬼そうバンパイアの話なのだ。主人公のダレンが友人のスティーブの身代わりになって半バンパイアになるところから物語は始まる。
バンパイア？子供向けの話？と侮ることなかれ。親子以上の絆で結ばれた師弟関係あり、種族間を越えた友情あり、恋愛あり、裏切りありと…と息をつかせぬ展開にぐいぐい引き込まれてしまう。
そしてあっと驚かせるラスト。
物語の世界にどっぷりと浸かりたい方、お勧めですぞ。ここはボク好みの物件です。